槍魔栗三助(やりまくり・さんすけ)
Yahooトピックスで「槍魔栗三助」が上位に上がってました。
いや〜懐かしいです。この芸名。何を隠そう、生瀬勝久氏の若手時代の芸名なんですね。
1980年代から1990年の初め頃まで、大阪読売テレビの深夜枠で、若手芸人や劇団員を使ったネタ番組(コント番組)が週1で放送されてました。確か深夜12時半とか1時スタートの30分番組。当時、関西では空前の劇団ブームで、升毅・牧野エミ・立原啓裕による演劇ユニット「売名行為」のメンバーや、「劇団そとばこまち」から槍魔栗三助(現在は生瀬勝久)、みやなおこ、「劇団☆新感線」から古田新太、羽野晶紀らが参加し、若手の構成作家達が台本を作り、深夜枠でハチャメチャなコント番組を作っていたんですね。今の時代なら放送コードに間違いなく引っかかる内容の番組。
オイラは、残業帰りでアパート近くの町中華でいつもの「半チャンセット」を食い、銭湯に行き、部屋に戻ってテレビをつけて偶然にこの番組を発見してしまい、一発で気に入り、この深夜枠が終了してしまうまでこのシリーズをほぼ欠かさず見ました。
このシリーズの初期の番組には、売れていない時代の竹中直人も出ていて「笑いながら怒るおっさん」のネタや「感情を込めて“あいうえお”を言う」ネタで大爆笑を取ってたりしてました。升毅(ます・たけし)の「弁慶ちゃうで、ますたけしやで」という地味なギャグがオイラのお気に入りでした。
当時はオイラも何本かVHSで録画していたんですが、残念ながらデッキが壊れた時に、一緒に処分してしまいました。このブログで「大文字の送り火」の日に書いてる「近鉄のオグリビー」のネタは、実はこれらの深夜番組からのネタなんですよね。面白い珠玉のネタがいっぱい詰まってた番組でした。
Yahooトピックスで「槍魔栗三助」の名前を見て、思わずYOUTUBEで検索したら、いくつかアップされてました。いや〜、実になつかしぃです。