今度は「サル痘」だそうで。。。


コロナも猛威をふるってるところに、また新しい感染症ですか。。。

ニュースによると、このサル痘は天然痘のワクチンが有効とのことらしく、日本では1970年代後半以前に生まれた人は、ほぼ全員が天然痘ワクチンを打ってるので、まず心配しなくてもいいらしい。てか、逆にいうとそれ以降に生まれた人は、打ってない人が多くいるので心配でしょうね。いくら重症化しないとしても。。。

 

 

もう35年ほど昔の事ですが、会社の同僚3人とでバイクで日帰りツーリングを行ったんですね。大阪からだと「琵琶湖1周」「淡路島1周」「福井で日本海を見る」「和歌山の本州最南端の灯台に登る」などが人気の日帰りツーリングコースです。その中の1つの「琵琶湖1周」に行きました。

オイラのバイクは、YAMAHAの400ccのアメリカンタイプ。同僚のは、SUZUKI RGガンマという、250ccながら恐ろしい加速性能を持った2ストエンジンのバイク。もう一人は当時から超人気バイクで、いまだに中古車市場で高値で取引されている、HONDA CBX400。

朝6時に集合してスタート。「ゆっくり行こうや」といいつつ、比叡山ドライブウェイのクネクネ道に入ると、どうしてもオーバースピード気味になるんですね。その比叡山ドライブウェイに野生のニホンザルが群れでいてたんですよ。「サルの横を走ってるシーンを写真で撮ってくれ」「よっしゃ」という事で、カメラを持って来ていたオイラがバイクを降り、サルがうまい具合にファインダーに入るところまで移動し、同僚の一人がその場所を通るためにUターンしたんですね。

 

 

Uターン時にちょっとふらついて、子ザルに当たりそうになったんですね。「キキー」と叫んで子ザルは飛び退いたんですが、そしたら周りにいた大人のサルが3〜4匹、一気にそいつを囲んで威嚇するわけですよ。そいつはバイクに乗ってるわけなんで、アクセルふかしてピューっと逃げたんですね。

「えっ??」

 

今度は、無防備にも歩いてるオイラに威嚇集団が向かって来たんです。「ヒエ〜〜〜〜!勘弁してくれ〜〜〜!」もうね、ギャギャーと威嚇しながら、ちょっとでも何かしようものなら飛びかかってくるような体制なんですよ。牙をむき出しにして。あんなので首筋とか噛まれたら即死ですよ絶対。心臓ばくばく言わせながら、サルと目が合わないようにゆっくりと歩いてバイクにまたがり、ゆっくりとヘルメットをかぶり、そろりとセルを回し、ゆっくりと動き出し、なんとか威嚇集団から離れました。もう、生きた心地がしなかったです。

 

いや〜、サルは怖いですよ、ほんと。サル痘も。。。

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