バナナが高級だった頃

昨日のテレビで、
「50代の人が、子供の頃に衝撃を受けた果物」?だったかの
テーマで、ベスト5が発表されてました。
(テーマは、ちょっと違ったかも知れません。。。)

その上位に、バナナがランクインされてました。

そーなんですぅ。
当時、バナナは高級品でした。めったに口に入りませんでした。

いやー、ほろ苦い思い出が蘇ってきました。

 

小学校1年の冬、近所に仲のいい友達がいました。
登校時は、集団登校の分団が違うので別々に登校してましたが、
下校時はほとんど一緒に帰ってました。
クラスも一緒で、ほとんどベッタリ状態でした。

その友達の誕生会に呼ばれたんですよ。
誕生会というイベント自体、初めての体験で、
初めてだったがゆえに、全く緊張もせず、
土曜日の夕方、普段通りにソイツの家に
「○○くーん、遊ぼー」と訪ねていきました。

親からは「何かプレゼントを持っていかなアカンから」と言われ、
親からもらったお金で、事前に文房具店で
当時、高級鉛筆だった「三菱Uni」のHBを2本買って持って行きました。

で、双六ゲームやら7並べやらピンポンゲームやらで遊んだ後、
ソイツの家の人が、お寿司の出前をとってくれまして。

小学1年の分際で、桶入りのお寿司ですよ。
もちろん、カッパとかかんぴょう巻きとか穴子とか玉子とか伊達巻きとかで
いわゆる刺身系はなかったんですけど、
もう、ガツガツと食べた記憶がありんすよ。

その、お寿司を食べる喉を潤すのは、
これも当時、憧れの的だった「プラッシー」。
お米屋さんでしか売ってない、ビン入りのジュースなんですよね。

当時プラッシーとかバヤリースとかは、手が届かない分野のジュースでした。

で、腹いっぱい食べたところで、バナナを出されましてね。
いわゆる「食後のデザート」ですよ。

ズルムケバナナ

 

それまで、家でも「バナナ1本は、子供には体にキツすぎる」と言われ、
半分しか食べさせてもらってなかった高級果物。

小学1年の冬の、友達の誕生会で、初めて1本食いを経験しました。
誕生会に呼ばれた事には全く緊張しなかったオイラですが
(たぶん、緊張する余裕がなかったんだと思いますが)
バナナの1本食いで、妙にドキドキしましたね。

友達のお母さんが「もう1本たべる?」と聞いてきたので
「うん!」

何か、おなかいっぱいだったのに、もう1本食べる羽目になりました。
そして夜も遅くなり、そのお母さんに家まで送ってもらって帰りました。

 

 

家に着くなり、緊張の糸が切れたのかどうかわかりませんが、
急に気分が悪くなり、裏の空き地に出て、一気にリバース。

高級果物のバナナと、高級桶入りお寿司と、高級プラッシーは
地面の肥やしとなったんですね。

せっかく高級品を腹一杯食べたのに。。。
もう、悔しくて悔しくて、泣いた記憶が蘇りました。

 

 

それ以来、「バナナは子供にはキツいから半分まで」というのを、
たぶん小学4〜5年までは守っていたように思います。

 

そんな事を思い出した、昨日のテレビ番組でした。

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