もう、8月10日

遥か昔の、お盆前・8月10日は、
もうシッチャカメッチャカ、体がいくつあっても足りないくらいの
忙しさでした。

当時、リーマンだったオイラは、某会社の宣伝部で、
雑誌広告や新聞広告、店頭販促物などの、
いわゆる広告宣伝物を担当してました。

 

雑誌広告には、広告物の締め切りというのがあって、
通常は発売日の1ヶ月前が、広告物(版下)の締め切りなんですね。
今だったら、広告物はMacintoshで作って、ネットでデータを送る、、、
そういう作業が主流ですけど、当時はすべて手作業で作っていた時代。
Macもまだ現場に入ってきていない時代でした。

懐かしのペーパーセメント:Sコート

月末発売の雑誌の場合、通常はその1ヶ月前の月末が
版下の締め切り日なんですけど、お盆進行で、締め切りが8月のアタマ。

お盆進行で締め切りが早まってるというのは、前からわかってるんですが、
いや〜、切羽詰まらないとヤル気が出ない性格でしてね。
毎回毎回、まわりの人に迷惑ばかりかけていました。

 

で、8月アタマの締め切りには間に合わず、8月10日。
どう転んでも間に合いそうもない。

で、ここで裏技を繰り出すワケです。
版下での入稿は、絶対間に合わないから、
こちらで4色の分版フィルムに仕上げて、直接印刷工場に届けるんです。

 

具体的なスケジュールとして、下のような感じです。
・8月9日、pm9:00 版下、なんとかOK
・8月9日、pm10:00 製版屋に版下を持ち込み、刷版用フィルムに加工
・8月10日、未明、分版フィルムと色見本用の校正刷りをもって新大阪へ
・8月10日、朝6時の東京行き始発の新幹線に乗り込み、東京の出版社へ
・8月10日、am9:30 東京駅で出版社の営業担当と待ち合わせ、
      すぐに印刷工場へ
・8月10日、am10:00過ぎ、印刷工場の担当者に、無事フィルムを手渡し。

印刷工場の担当者、顔こそ営業スマイルでニコニコしてましたけど、
腹の中では「もっと早くもってこいや、ゴルア!」と思ってたんでしょうね。

スイマセンでした、本当に。

 

午後一、とんぼ返りで会社に戻ったオイラには、上司からの叱責の嵐。
もう、ボロカスに罵倒されましたよ。
なんで、前からわかっているのに、もっと早くやらなかったのかと。

おっしゃる通りで、反論の余地はありませんでした。

 

でも、怒られている時間も勿体ないくらい、
お盆前にやっておかなければいけない事が、山ほどありましたから。

 

広告に穴を空けなくて、良かった。。。
やりきった感で満足でした。

毎年、お盆前(年末年始前)は、似たような事を繰り返しやってました。
学習能力、全くナシでした。。。

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